コラム

  • TOP
  • コラム
  • ファミクロってなに?人気の理由やおすすめの設置場所を紹介

ファミクロってなに?人気の理由やおすすめの設置場所を紹介 2021.08.26

2021.08.26

最近、家族の衣類を一ヵ所にしまえるファミクロの人気が高まっています!

「マイホームを建てるならファミクロを作りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?

ただ「広さはどのくらい?」「どこに作ればいいの?」「1階2階どっち?」など、具体的に考え始めると色んな悩みが出てきます。

この記事では、ファミクロを作るメリットやおすすめの設置場所、使いやすくするコツをご紹介します。
収納にこだわって暮らしやすい家にしたい方はぜひ参考にしてください。

■ファミクロとは?

ファミクロとは、「ファミリークローゼット/ファミリークローク」の略で、家族全員の衣類をまとめて一ヵ所に収納できるクローゼットのことです。

個室のようなウォークインタイプ、通り抜けができるウォークスルータイプなどがあります。家族の人数や衣類の量によっても変わりますが、3~5帖ぐらいの広さが一般的です。

■ファミクロを作る4つのメリット

●1 洗濯物の片付けが楽になる

ファミクロを作る1番のメリットは、洗濯物の片付けが楽になることです。

衣類が一ヵ所にまとまっていれば、毎回それぞれの家族の部屋を回って洗濯物を片付ける必要がありません。しまう場所が一ヵ所だと、お子様も家事のお手伝いがしやすいですよね。また、最近は洗濯物を家族が各自で片付けるというスタイルも増えてきています。

●2 衣類以外にも色々収納できる

広めのファミクロを作れば、家族の衣類だけでなく、かさばる荷物やストック品などもしまえて便利です。よく使う衣類は入口付近に収納し、奥に布団や旅行用カバンをしまっておくなど、収納にメリハリをつけられます◎

一ヵ所にまとめて収納しておけば、モノがない時も、一ヵ所だけ探せばいいので楽ちんです。

●3 コレクション部屋にできる

洋服やバッグのコレクションが多く、ショッピングが大好きなら、お店のようなおしゃれなファミクロにするのもおすすめです。間接照明を入れてガラスの棚板を使えば、高級店のような雰囲気にすることもできます♪

●4 衣類をシェアしやすい

夫婦や親子、兄弟、姉妹で衣類をシェアすることが多いなら、一ヵ所にすべて収納できるファミクロはとっても便利です◎

■ファミクロはどこに作る?

家事負担の軽減に役立つファミクロですが、作る場所を間違えると、動線が悪くうまく使いこなせない場合も。次に、ファミクロを作るのにおすすめの場所をご紹介します。

●洗濯を楽にするなら「洗面所」の近くがおすすめ

洗濯の負担を減らしたいなら、ファミクロは洗面所の近くに設置しましょう。室内干しスペースや乾燥機と近ければ、洗濯物を洗って干して片付けるという一連の工程が短い動線で完結します◎

ただし、1階にファミクロを作る時は、スペースの確保が難しいというデメリットも。1階にLDKと水廻り、玄関、ファミクロを作るとなると、かなりの面積が必要です。LDKや玄関は、広さにこだわりたいという方も多いでしょう。

●広さ重視なら2階に作るのもアリ

1階を手狭にしたくない、面積に余裕がないというときは、広さ重視で2階にファミクロを設置するのもおすすめです◎

また、ベランダに洗濯物を干す場合は、2階のベランダ近くにファミクロを設置するのも良いですね!

●帰宅動線・外出動線がスムーズな「玄関」の近く

共働き家庭などで、帰宅動線・外出動線をスムーズにしたいなら、「玄関」の近くにファミクロを作るのもおすすめ。

ウォークスルータイプのファミクロなら、帰宅後にファミクロの中で着替えて、そのまま通り抜けてLDKに向かえます。

たとえば、次のような動線が考えられます。

1.帰宅
2.ウォークスルータイプの土間収納で「靴を脱ぐ」
3.ウォークスルータイプのファミクロで「着替える」
4.洗面所に洗濯物をおき、手を洗う
5.LDKへ

外出時もまったく逆の動線でスムーズに出かけられるため、ストレスなく生活できます◎
動線がスムーズだと、忘れ物をしにくくなるというメリットも。

■ファミクロを作るデメリット

メリットが多く人気のファミクロですが、注意すべきデメリットもあります。それは、通路が必要な分、通常の壁面クローゼットと比べて、面積の割に収納量を確保しにくい点です。

居住空間を最大限広くしたいと考えているなら、各部屋に壁面クローゼットを作るのが一番省スペースですみます。

■滋賀県の家づくり情報を発信する「シガ宅」

シガ宅では、滋賀県で家づくりを検討中の方に向けて、お役立ち情報を発信しています。家事を楽にするための工夫など、最近の住宅トレンドをわかりやすくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

「収納」のトレンドについては、こちらの記事もチェック!
パントリーの人気が急上昇?いざという時に備えよう