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【2021年】省エネ性能の説明義務化!省エネ住宅のメリットとは? 2021.09.09

2021.09.09

2021年4月より、住宅の省エネ性能についての説明が義務化されました。今回は、省エネ性能に関する制度改正の概要と、省エネ住宅のメリットについてご紹介します♪

1.省エネ性能の説明義務化!今までと何が変わるの?
2.省エネ住宅の3つのメリット

■省エネ性能の説明義務化!今までと何が変わるの?

2021年4月より、住宅の省エネ性能に関する説明義務制度が始まりました。簡単に言うと、住宅を新築する際に工務店からお客様に対して「お家が省エネ基準に適合しているかどうか」を書面で説明することが義務付けられました。

対象となるのは、注文住宅や売建住宅など、契約してから家づくりをするケースです。すでに建っている家を購入する建売住宅では、説明義務はありません。

また、今回の制度改正で、工務店だけでなく施主(お客様)にも省エネ性能に適合する家を建てる「努力義務」が課されます。今後ますます、省エネ住宅が世の中の主流になっていくでしょう。

■省エネ住宅の3つのメリットをおさらい

省エネ住宅を建てることで、環境負荷を減らせるのはもちろん、お客様にとってもさまざまなメリットがあります!どんなメリットがあるのかおさらいしてみましょう。

●光熱費を安く抑えられる

断熱性、気密性に優れた省エネ住宅は、外気の影響を受けにくいという特徴があります。そのため、冷暖房効率が上がり、光熱費を抑えられます。夏は涼しく冬は暖かいので、一年を通して快適に過ごしやすいのもポイントです。

高性能な省エネ住宅を建てると、初期費用が高くなることも。しかし、光熱費を毎年節約できるため、長期的に見てお得になることも多いのです。家を建てる時の一時点のコストだけでなく、将来発生するコストにも目を向けることが大切です。

●家族の健康を守れる

省エネ住宅にすれば、結露はもちろん、結露を原因とするカビやダニの発生を抑えられます。カビやダニはアレルギーや感染症を引き起こすこともあり、健康リスクを高めます。

省エネ住宅は、部屋ごとの温度変化が小さく抑えられるという特徴もあります。急激な温度変化は、血圧の上昇・下降をもたらし、心臓や脳に大きな負担がかかります。寒い季節の入浴中に起こる「ヒートショック」は、命にかかわることも。

省エネ住宅なら、アレルギーや感染症、ヒートショックのリスクを抑えてくれるので、家族の健康を守ることができます。

●補助金や優遇制度を活用できることも

一定の省エネ基準を満たした家を建てると、補助金を受け取ったり、節税できたりする可能性があります。詳しくは工務店に相談してみてください。また、自治体が実施する補助金もあるので、自治体のホームページをチェックするのもおすすめです。

自然エネルギーを活用した家づくりについては、こちらの記事もチェック!

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