SNSで人気の「ヌックスペース」の魅力とは?注文住宅で作る方法 2021.10.07
2021.10.07Contents
InstagramなどのSNSで人気を集めている「ヌックスペース」。この記事では、ヌックスペースの意味と、マイホームに取り入れるアイデアを紹介します♪
1.ヌックスペースとは?
2.ヌックスペースを作る3つのメリット
3.人気のヌックスペースのアイデア4選
4.ヌックスペースはどこに作る?
3.居心地の良い隠れ家のようなヌックスペースにする4つのコツ
4.ヌックスペースを作る時の3つの注意点
5.自分だけの秘密基地、ヌックスペースを作ろう
■ヌックスペースとは?
ヌックはもともとスコットランド語に由来する言葉で、ヌックスペースとは「こぢんまりとした居心地の良い空間」のことです。海外の家づくりではよく用いられてきました。
日本でも秘密基地のような居心地の良さが話題を呼び、家づくりに取り入れられることが増えてきています!
■ヌックスペースを作る3つのメリット
ヌックスペースを作るとどんなメリットがあるのでしょうか?
●1 家族がゆるやかにつながる空間
コロナ禍で、家族全員が自宅で過ごす機会も増えてきました。LDKで常に顔を合わせていると、何となく落ち着かないということも。
ヌックスペースがあると、家族がそれぞれの居場所でくつろぎながら、ゆったりと時間を過ごせます。用途が決まっていないヌックスペースは、フレキシブルに活用できるのがメリットです。
●2 ほっと一息つける場所
仕事や家事から離れて、自分の時間を持ちたいとき。ヌックスペースがあると、ほっと一息つけます。一人時間を楽しめるよう、あえてLDKから離れた場所にヌックスペースを作るのも1つ◎
●3 子どもたちの遊び場
子どもたちはこぢんまりとした空間が大好き!ヌックスペースは子どもたちの遊び場としても大活躍します♪ヌックスペースで遊ぶと、おもちゃがLDKに散らからないというメリットも◎
■人気のヌックスペースのアイデア4選
注文住宅でヌックスペースを取り入れるアイデアを見ていきましょう!
●1 リーディングヌック
本や漫画が好きな人なら、造作の本棚と組み合わせたリーディングヌックがおすすめ。本棚のそばにベンチも造作すれば、落ち着いて読書に没頭できるくつろぎ空間が出来上がります♪
●2 ダイニングヌック
ダイニングとヌックスペースを兼ねるというアイデア。自然光が差し込む窓際にダイニングを作り、リビングやキッチンとゆるやかに仕切れば、自然とヌックスペースに♪
面積や予算に限りがあるときも、ヌックスペースをあきらめなくてすみます(^^)
●3 ベンチヌック
窓辺にベンチを設置するだけでも、ちょっとしたヌックスペースとしては十分です◎
●4 畳ヌック
畳コーナー兼ヌックスペースにするというアイデア。日本人になじみのある畳で、ごろんと横になってくつろげます♪
■ヌックスペースはどこに作る?
続いては、ヌックスペースを作るのにおすすめの場所をご紹介していきます。
●1 LDKの一角に作る
家族が長い時間を過ごすLDKの一角にヌックスペースを作れば、気軽に利用できます。
ダイニングヌックや畳ヌック、窓ベンチヌックなら、LDKとの相性も◎
●2 階段下を有効活用する
スペースを有効活用するなら、階段下にヌックを作りましょう。ゆっくりできるベンチを設置したり、お子様の遊び場にしたりと、目的に合わせてさまざまな使い方ができます。
リビング階段を採用し、階段下をヌックスペースにするのも素敵です(^^)
●3 スキップフロアに作る
スキップフロアを採用し、中2階をヌックスペースにするというアイデアも!
1階、2階のそれぞれとゆるやかにつながる空間で、開放感もたっぷり。スキップフロアにすると、お互いの視線を気にせずくつろげるのもメリット◎
●4 2階ホールに作る
一人時間を楽しめるヌックスペースにしたいなら、階段を上がった先の2階ホールに作りましょう。2階は太陽光が入りやすいので、コンパクトにするなら窓ベンチヌックがおすすめ♪
読書に没頭したい方はリーディングヌックを作るのも良いですね(^^)
■居心地の良い隠れ家のようなヌックスペースにする4つのコツ
せっかくヌックスペースを作るなら、居心地の良い空間にしたいもの。次に、ヌックスペースを作るときに押さえておきたいコツを紹介します!
●1 広くし過ぎない
ヌックスペースは、隠れ家のようなこぢんまりとした居心地の良さが魅力。広さの目安は2~3帖程度で、広くし過ぎないことが快適な空間作りにつながります。
●2 素材や作り方に遊び心を
せっかくなら、好きなカラーのアクセントクロスを張ったり、スキップフロア風にしたり、素材や作り方を工夫しましょう。遊び心満載のヌックスペースなら、お子様も喜んで使ってくれること間違いなし♪
●3 段差でゆるやかに区切る
ヌックスペースを、ほかの空間とどのように区切るかは悩みどころ。そんな時は、段差を活用しましょう!
一段下げたり、一段上げたりするだけで、空間をゆるやかに区切れます。視線の行き止まりが生まれないので、開放感があり、お部屋が広く感じられるというメリットも◎
●4 垂れ壁でかわいくする
ヌックスペースに「おこもり感」がほしいなら、垂れ壁を活用しましょう!曲線がかわいいR壁や、三角のお家型の垂れ壁など、キュートなデザインにするのも楽しいですね(^^)
■ヌックスペースを作る時の3つの注意点
居心地のいいヌックスペースにするために、気を付けるべき注意点があります。後悔ポイントにならないよう、注意点を押さえてヌックスペースを作りましょう!
●1 過ごし方をイメージしておくことが大事!
ヌックスペースを作るときは、そこでの過ごし方をしっかりイメージしておくことが大切です。「人気だから」という理由で何となく作ってしまうと、あまり使わずに物置きになってしまうことも…。
読書や映画鑑賞、お子様の遊び場など、目的を明確にすることで、ご家族が楽しんで使える素敵なヌックスペースを作れます♪
●2 他の部屋とのバランスを考える
家づくりは、全体のバランスを考えながら進めることが大切◎
ヌックスペースをとることで、LDKや水廻りが狭くなると、かえって暮らしにくい家になってしまうことも。
他の部屋とのバランスを考えてヌックスペースの広さや場所を決めましょう。
●3 採光や風通しに気を配る
ヌックスペースを作る場所は、自然光が差し込み、程よく風が通り抜ける場所がベスト◎
せっかくヌックスペースを作っても、光や風が届かず居心地が悪いと、使わなくなってしまいます。
■自分だけの秘密基地、ヌックスペースを作ろう
ウィズコロナ時代、自宅で過ごす時間は増えてきています。趣味に没頭したりお子様が思いきり遊んだりできるヌックスペースがあれば、充実したおうち時間を過ごせるでしょう。
楽しく快適に暮らすため、ぜひヌックスペースの設置を検討してみてください。
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