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部屋の方角は「何向き」がいい?間取りの考え方 2021.10.28

2021.10.28

マイホームの間取りを考えるとき、部屋の方角に迷う方も多いのではないでしょうか。方角によって、部屋の特徴や過ごしやすさは大きく変わってきます。

この記事では、方角ごとの部屋の特徴を紹介するので、ぜひ住宅の間取り決めの参考にしてください♪

1.方角ごとの部屋の特徴
2.ライフスタイルを考慮して間取りを決めよう

■方角ごとの部屋の特徴

住宅の最適な間取りは、ご家族のライフスタイルにより異なります。ここでは方角ごとの部屋の特徴を解説するので、ぜひマイホームの間取りをイメージしながらチェックしてみてください!

●南向き

南向きの部屋は、昼間に日光がたっぷりと差し込むのが特徴。部屋が明るく、暖かくなりやすいので、日中の照明や秋冬の暖房にかかる光熱費を浮かせやすいというメリットがあります。

LDKや在宅ワークスペースなど、日中に家族が長い時間を過ごす部屋を配置するのがおすすめ!

ただし夏場は日差しが強く、部屋が暑くなりやすいため要注意。カーテンやひさしを設置するなど、夏場の暑さ対策に気を配るとより過ごしやすくなるでしょう◎

●東向き

東向きの部屋は、朝日が差し込んで午前中に明るくなりやすいのが特徴。朝型の人や、朝から光をたっぷりあびてスッキリと目覚めたい人は、東向きの部屋を寝室にしましょう。

一方、早朝に光が差し込むため、遅い時間まで寝ていたい人はストレスを感じることも。また、正午を過ぎると光が入りにくくなるため、午後からは照明が必要だったり、冬場に寒く感じたりする場合があります。

寝室に在宅ワークスペースを併設する場合などは、時間帯と明るさに十分気を配ってください。

●西向き

西向きの部屋は、午後から夕方にかけて強い日差しが差し込むのが特徴です。西日で部屋が暖まるため、秋冬の光熱費を抑えられるというメリットも。

しかし、一般的に強い西日が差し込むと、過ごしにくくなってしまいます。また、壁紙やカーペット、本などが日焼けしてしまうというデメリットも。

西向きの部屋では、窓の大きさや向きに注意しましょう。また、カーテンなどの日よけ対策も必須です。

●北向き

北向きの部屋は、1日を通して日差しが少なく、室内の温度差が出にくいのが特徴です。日中でも照明が必要だったり、冬場に寒く感じたりすることがあります。

ただし、吹き抜けを作って高い位置に窓を設けるなど、工夫次第で明るく快適な空間にすることも可能です。日焼けさせたくない大切なものを収納するのにもぴったり◎

玄関や水廻りを北向きに配置するなど、北向きを上手に活用しましょう。

■ライフスタイルを考慮して間取りを決めよう

部屋の方角には、それぞれのメリット・デメリットがあります。どの方角にどの部屋を配置するのがベストという正解はないため、ご家族のライフスタイルを考慮して、プロにも相談しながら間取りを考えてみてください♪

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