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【自然素材の家】木材の適材適所な使い方は? 2022.05.12

2022.05.12

木材は、素材の性質を踏まえて「適材適所」に用いることで、より魅力が増します。

この記事では、「適材適所」を意識した木材のおすすめの使い方を紹介します!
心癒やされる自然素材の家で暮らしたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.木材は「適材適所」な使い方が大事
2.造作で取り入れたい!銘木の「適材適所」
3.木材を取り入れて心地よい家を建てよう

■木材は「適材適所」な使い方が大事

木材を家づくりに取り入れるなら、「適材適所」を意識しましょう。「適材適所」な木材を使うことで、家の耐久性が上がるだけでなく、メンテナンスもしやすくなり、長く素材の魅力を維持できます。

「適材適所」の例を挙げると、建物の構造の中で水平方向に用いる梁などの部材には、強度の高いアカマツがおすすめ。一方、土台には、腐りにくいヒバやヒノキなどが向いています。

また、人目に触れる造作には、銘木(材質や形状、色、光沢などが優れており、希少価値や観賞価値がある木材)を使うのもおすすめです。

素材のよさを最大限に活かすには、銘木も「適材適所」が大事です。

■造作で取り入れたい!銘木の「適材適所」

続いて、代表的な銘木の種類や特徴、適した用途をまとめてご紹介します。

●肥松(こえまつ)

樹齢を重ねた松の中心にできる、やにの多い部分を肥松(こえまつ)と言います。

肥松は、力強く気品ある木目が特徴的な銘木。美しい光沢があり、床の間の地板や床框(とこがまち)の素材に向いています。

●アカガシ

アカガシは、赤みを帯びた色合いが魅力です。堅く強度があるため、木目の美しいものはカウンターなどに使うのがおすすめ。

●杉

杉は、素材がやわらかく加工しやすいのが特徴です。吸湿性や抗菌作用にも優れており、クローゼットなどの収納の壁材や造作材に向いています。

●ケヤキ

「広葉樹の王」とも言われるケヤキ。木目が美しく光沢もあるので、玄関の式台(土間と床の間にある一段低い板敷)や、上り框(玄関の段差部分に取り付ける横木)に最適です。

●ナラ

ナラは、重厚で堅く、耐摩耗性にも優れた素材です。断面に虎の斑紋のような美しい模様があり、階段やキッチンのハッチ、テーブルの天板などにぴったり。

●ヒノキ

肌触りがよく、香りを楽しめるヒノキは、ヒノキ風呂の素材として人気です。ヒノキの代わりに、ヒノキ科のサワラが使われることもあります。

■木材を取り入れて心地よい家を建てよう

木材を「適材適所」に採用することで、木材の魅力を最大限に活かした家づくりができます。
ぜひ、目的に合った木材を取り入れて、居心地のよいマイホームを作りましょう!

木材の使い方に迷った時は、地元の工務店に相談するのもおすすめです。

木材の魅力を活かした家づくりについては、こちらの記事もチェック!
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