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共働き夫婦の強い味方!家事ラク動線で叶えるストレスフリーな間取りアイデア 2025.09.11

2025.09.11

毎日忙しい共働き夫婦にとって、家事の効率化は必須課題。
移動や動作の無駄を減らし、負担を軽くするには、間取りの工夫が必要です。
今回は、家事ラク動線でストレスフリーな暮らしを実現するための、間取りアイデアをご紹介します。

■洗濯の移動を最短に

「洗う→干す→たたむ・アイロンをかける→しまう」という一連の流れを、できるだけ短い距離で完結させれば、洗濯の負担を減らせます。
室内干し派なら、ランドリールームとファミリークローゼットを隣接させ、その場でたたんで収納まで完了できる間取りにするのがおすすめ。
外干し派は、洗面室から直接アクセスできるテラスを設けておくと、重い洗濯物を持って移動する負担も最小限に。
さらに、ファミリークローゼットで家族全員の衣類を一括管理すれば、洗濯物を各部屋へ配る手間もなくなり、大幅に時短できます。

■キッチン中心の回遊動線

洗濯機を回しながら朝食の用意や掃除をするなど、複数の家事を同時にこなせる間取りは、家事効率を大きく高めます。
とくに長い時間を過ごすキッチンを中心に、「水まわり→クローゼット→リビングダイニング」を回遊できる動線をつくると、「ながら作業」がスムーズに。
さらに、キッチンとダイニングを横並びに配置すれば、配膳や片付けも手早く完了します。

■玄関・勝手口とパントリー・キッチンをつなげる

お米や箱買いの水など、重い荷物を玄関から奥のキッチンまで運ぶのは意外と大変です。
玄関や勝手口から短い距離でパントリーやキッチンに運べる動線を確保すれば、買い物帰りの運搬がぐっとラクに。
キッチンには勝手口を設けておくと、ゴミ出しもスムーズです。

■物は使う場所の近くにしまう

家事を効率化するには、物を使う場所の近くに収納を設け、動線を短くするのが基本です。
たとえば、屋外で使うアウトドア用品は玄関脇の土間収納に、お風呂で使うタオルや洗剤・シャンプーのストック類は洗面室のリネン庫にまとめて収納。
必要な物を必要な場所ですぐに出し入れできる環境を整えましょう。

家事効率のよい間取りづくりでは、日頃の家事の流れを具体的にイメージすることが大切です。そのうえで、「最短距離で移動できる」「使う場所に収納がある」という視点を意識すると、ご自身のライフスタイルに合った家事ラクな間取りを実現できるでしょう。