寒さに負けない!滋賀の冬を乗り切る高気密・高断熱住宅の「窓」選びと結露対策 2026.01.29
2026.01.29

「暖房をつけているのに寒い」「窓の結露が気になる」といった悩みの多くは、実は窓の性能が大きく関係しています。
今回は、朝晩の冷え込みが厳しい滋賀の冬を快適に乗り切るために、高気密・高断熱住宅の窓選びと結露対策について紹介します。
■寒さ・結露の原因は「窓」

住宅の中で、最も熱が出入りしやすい場所が「窓」です。
冬は室内のあたたかい空気が窓から逃げやすく、外気の影響で窓の表面温度が急激に下がります。
そこに、室内のあたたかい水蒸気が触れることで、窓ガラスに結露が発生してしまうのです。
そのため、窓の断熱性を高め、外気と室内の温度差を小さくすることが、寒さ・結露対策の重要なポイントとなります。
■サッシで変わる断熱効果

古くから使われているアルミサッシは耐久性に優れていますが、熱を伝えやすく、冬は冷えやすいため結露をしやすいのが弱点です。
一方、樹脂サッシは熱を伝えにくく、室内のあたたかさを保ちやすいのが特徴です。
滋賀県は地域によって冬の厳しさが異なりますので、建設予定地に合わせて選ぶのがポイントです。
・【南部・市街地など】
断熱性とコストのバランスが良い、外側がアルミ・内側が樹脂の「アルミ樹脂複合サッシ」が主流です。
・【北部・山間部など】
雪が多く寒さが厳しい地域では、より結露しにくい「オール樹脂サッシ」をおすすめします。
もちろん、南部エリアであっても「絶対に結露させたくない」「光熱費を極力抑えたい」という場合は、樹脂サッシを選ぶことで、より快適な冬を過ごすことができます。
■ガラス選びで変わる費用対効果

ガラスは、2枚以上のガラスの間に中空層を設け、ガラス面には特殊な金属膜をコーティングして断熱性を高めたLow-E複層ガラスが主流です。
さらに断熱性を重視するなら、トリプルガラスという選択肢もあります。
初期費用は上がりますが、室内温度が安定しやすくなり、光熱費の削減や結露対策の面で、長期的なメリットを期待できます。
■結露を防ぐためには換気も大事

高気密・高断熱住宅は、隙間が少なく、室内の温度を一定に保てますが、換気が十分に行われないと、室内で発生する水蒸気がこもり、結露が発生しやすくなります。
そのため、換気システムで空気の入れ替えをコントロールすることが大切です。
冬の外気は乾燥しているため、この空気を取り込み、室内の湿った空気と入れ替えることで、効率よく湿度を下げることができるのです。

現在は24時間換気が義務化されており、給気・排気ともに機械で行う「第1種換気」や、排気のみを機械で行い給気は自然に行う「第3種換気」が採用されています。
換気を適切に行うことで、室内の湿度がコントロールされ、結露の発生を防げるだけでなく、新鮮な空気が保たれ、健康的な住環境をつくれるのです。
寒さや結露は、住み心地だけでなく、家族の健康や光熱費にも影響を与えます。
暮らし方や予算に合わせて窓を選び、寒さを我慢する冬から心地よく過ごせる冬へと住まいを整えましょう。