家づくりを一緒に楽しく考えてできたお家は暮らしの工夫とお施主様のこだわりが沢山つまっています。

周囲に馴染んだ外観の建物は敷地の形状や隣にある蔵に沿って壁を斜めに振ることで、通りからの視線をやわらげ母屋やお庭との距離感を大切にしています。

木格子のある玄関ホールを抜けると直径30cmの丸柱やほんのり色づいた漆喰の塗壁がくつろぎの間へと誘い、五角形の中庭を中心にそれぞれの部屋がつながったワンルーム空間ではどこにいても家族の気配が感じられます。中庭に面した階段は上下をつなぐ吹抜け空間となっていて、一日を通して光や風を室内に採り込むことができます。

前のお家で使われたいた丸太梁は階段を支える柱の一部に。世代を越えたつながりの中で家族の新しい居場所となっていくそんなお家です。