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宅配ボックス、新築時に設置すべき?メリット・デメリットを徹底比較 2025.06.26

2025.06.26

ネットショッピングの普及で、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスの需要が高まっています。
とくに新築時に導入すると、工事が必要な防犯性が高いモデルや、住まい・敷地に合わせたデザイン、最適な設置場所を選べます。
一方で、せっかく設置しても、生活スタイルによっては使う機会が少ないケースも。

今回は、宅配ボックスのメリット・デメリットを比較し、新築時に設置すべきかどうかの判断ポイントをご紹介します。

■宅配ボックスのメリット

宅配ボックスの最大の魅力は、不在時でも荷物を受け取れることです。
共働きや外出が多いご家庭では、再配達の手間が省け、配達時間を気にせずに外出できるため重宝します。
また、非対面で荷物を受け取れるため、感染症対策や防犯面でも安心です。
一人暮らしの女性にとっては、配達員と直接顔を合わせずに済むことで、心理的な安心感にもつながるでしょう。

■宅配ボックスのデメリット

宅配ボックスはサイズに制限があるため、大型の荷物や複数個の荷物には対応できません。
冷蔵・冷凍品にも非対応です。そのため、荷物によっては再配達が必要になることも。
また、在宅勤務などで家にいる時間が長い方は、宅配ボックスを使う機会が少なく、設置してもあまり活用できない可能性があります。

■新築時なら設置の自由度が高い

宅配ボックスの設置は、外構スペースや建物とのバランスを考えることが大切です。
既存住宅や、家を建ててから後付けする場合、希望する仕様の宅配ボックスが設置できなかったり、設置場所が限られたりする可能性があります。
その点、新築時であれば、設計段階から計画的に組み込むことが可能です。
門柱やポストと一体型のデザインや、地面にしっかり固定できるタイプなど、防犯性が高いモデルを導入しやすいメリットもあります。

宅配ボックスは便利な設備ですが、すべての家庭にとって必須アイテムではありません。
設置を検討する際は、在宅状況や敷地の広さ、外構デザインとの兼ね合いなどを考慮し、本当に必要かどうかを見極めましょう。