「土間のある暮らし」活用アイデアやメリット・注意点は? 2022.05.19
2022.05.19土間と言えば、古い民家をイメージする方も多いかもしれません。しかし最近では、土間の魅力が再認識され始め、現代の住宅に土間を取り入れるケースが増えてきています。
今回は、現代の住宅に土間を作るメリットと土間の活用アイデア、注意点をまとめてご紹介します!
1.現代の暮らしに「土間」を取り入れるメリット
2.土間のある暮らし――おしゃれな活用アイデア2選
3.「土間」を作る時の注意点
■現代の暮らしに「土間」を取り入れるメリット
土間とは、床をコンクリートやタイルなどで仕上げ、土足で歩けるようにした屋内空間のこと。古い家屋によく用いられた構造で、当時は台所や作業場として使われていました。
現代の暮らしに土間を取り入れるメリットは、室内と屋外をつなぐ空間として、さまざまな使い方ができることです。
例えば、DIYやアウトドア用品のお手入れ、植物のお世話などです。土間なら、床の汚れや傷を気にせず作業できます。自転車やベビーカーなど、室内に置くには抵抗のあるアイテムの置き場所としても便利です。
また、お気に入りの家具やおしゃれなラグと組み合わせることで、個性的で素敵な空間演出ができるのも土間の魅力です。
■土間のある暮らし――おしゃれな活用アイデア2選
続いて、現代の住宅に土間を取り入れるアイデアを2つご紹介します!
●土間リビング
土間の活用法として人気の土間リビング。
味わいのある木の家具やソファを置いたり、ラグを敷いたり。工夫次第で、武骨な印象の土間が、スタイリッシュかつ個性あふれる空間に早変わり。鉄骨のスケルトン階段と組み合わせるのもおすすめ♪
観葉植物をたくさん置いても、土間リビングなら、水やりや植え替えなどのお世話がしやすいです。自転車やお子様のおもちゃ、部活道具などを気軽に置いておけるのも◎
●玄関土間
玄関土間を広めに作り、多目的スペースとして活用するアイデアも。
お気に入りの自転車や釣り道具、サーフボードなどをディスプレイして、インテリアを楽しみましょう。ミニテーブルとチェアを置いて、来客と気軽におしゃべりできるスペースにするのも素敵。
玄関土間が広いと、帰宅時に開放感があり、来客の目にも新鮮でおしゃれな空間として映るでしょう。
■「土間」を作る時の注意点
おしゃれだからと「何となく」で土間を作ってしまうと、上手に活用できず持て余してしまうことも。土間を作る時は、事前に目的や用途を明確にした上で、場所や広さ、素材などを決めましょう。実際の暮らしを具体的にイメージすることが大切です。
また、冬場に底冷えしやすい点にも注意しましょう。土間を取り入れるなら、断熱性のある仕上げ材を使う、暖房器具を設置するなど、冬場の寒さ対策が大切です。
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