コロナ禍で注目される「近居」のメリットとは? 2023.01.12
2023.01.12Contents
コロナ禍の家づくりで、ご両親と程よい距離感を保ちつつ必要な時に協力し合える「近居」を選ぶ方が増えてきています。
この記事では、「近居」と「同居」の違いやメリット・デメリットを徹底解説!マイホームを検討中の方は、ぜひ参考にしてください♪
1.同居より人気の近居とは?
2.近居の3つのメリット
3.近居を成功させるコツ
■同居より人気の近居とは?
まずは、近居と同居の違いを確認しておきましょう!
●近居とは
近居とは、親世代と子世代が日常的に行き来できる距離に住むことです。距離感の目安は、徒歩15分、車で10分、自転車で20分など、さまざまな説があります。
近居なら、それぞれの家で独立した暮らしを営みながら、必要な時はお互いにサポートし合うことができます。
●同居とは
同居とは、親世代と子世代が同じ住宅に住むことです。実家を建て替え・リフォームして二世帯住宅にするといったケースがあります。
同居の場合、お互いがストレスなく暮らせるよう、間取りや設備についてよく話し合っておくことが大切です。共有スペースとプライベート空間をあらかじめ区別しておくと安心です。
■近居の3つのメリット
●1 両親と程よい距離感を保てる
近居なら、近すぎず遠すぎず、親世代と程よい距離感で暮らせます。おうち時間が長くなりがちなコロナ禍では、仲の良い家族でも、いつも顔を合わせていると気疲れしてしまうことも。
近場に住んでいれば、お互いのプライバシーを確保しつつ、コロナ禍でも長期間会えなくなるリスクを減らせます◎
●2 必要な時に助け合える
お子様が体調を崩した時や預け先が必要な時など、気軽に親世代の助けを得られるのもメリット。最近では共働き世帯が増えていることもあり、子育てに協力してもらえるのは大きな安心感につながります。逆に、親世代にサポートや介護が必要な時は、家を行き来して手助けすることもできます。
●3 補助金の対象になることがある
自治体によっては、近居を支援する補助金制度があることも。自治体のホームページをチェックしたり、地元の工務店に相談したりして、最新情報を集めましょう。
■近居を成功させるコツ
近居を成功させるには、マイホームを建てたあとの暮らしについて、家族でしっかり話し合っておくことが大切です。親世代にどんなサポートを頼めそうか確認しておいたり、配偶者が気を遣わずに暮らせるよう配慮したり、事前に話し合っておくことで、トラブルのリスクを減らせます。
また、マイホームを建てたあとは、お互いに干渉しすぎたり、どちらかが一方的にサポートを受けたりするのではなく、もちつもたれつの関係を保つことが大切です。
家づくりを始めるときに話し合っておきたいポイントについては、こちらの記事をチェック!
年末年始は家づくりについて考えるチャンス!家族で話し合っておきたいこと