マイホーム予算の決め方。住宅ローンは無理なく返せる額で計画を 2024.11.14
2024.11.14「夢のマイホーム、いつかは持ちたい」そう考える人は多いでしょう。しかし、住宅購入は、人生で一番高い買い物と言われています。
そのため、 長期にわたって返済していく住宅ローンの借入額は、「借りられる金額」ではなく「無理なく返済できる金額」で考えることが大切です。
今回は、マイホームの予算を決める際にどのような点に注意すればよいのか、大事なポイントをご紹介します。
■いくら借りられるかと、いくら返せるかは違う
住宅ローンは、金融機関によって審査基準が異なり、年収や勤続年数などによって借りられる金額が変わってきます。 しかし、金融機関から提示された金額=無理なく返済できる金額、とは限りません。
また、毎月の返済額が家計を圧迫し、生活レベルを下げなければならなくなったり、 将来、病気や転職などで収入が減ったときに返済が滞ってしまったりする可能性も。
住宅ローンは、長期間にわたって返済していくものです。 将来設計を見据え、余裕を持った返済計画を立てましょう。
■他にもローンの借り入れがある場合は要注意!
住宅ローンを検討する際、車や教育ローンなど、他にローンを組んでいる場合は注意が必要です。住宅ローンの審査では、他のローンの残債も考慮されるため、希望する金額を借りられない可能性があります。
さらに、複数のローンを抱えている状況では、毎月の返済額が多くなり、家計への負担が大きくなってしまうでしょう。
借入額が多い場合には、返済能力がないとみなされ、審査に落ちるケースも。住宅購入を検討する際は、他のローンの返済状況を見直し、できるだけ借り入れを減らしておきましょう。
■無理のない住宅ローンの借入額の目安
家づくりを成功させるには、まず無理のない資金計画を立てることが大切です。住宅ローンの借入額を決める際は、「借りられる金額」ではなく「毎月無理なく返済できる金額」かどうかをよく検討しましょう。
理想的な返済比率は、手取り収入の20~25%といわれています。
・住宅ローン借入額の目安の計算方法
上記で算出した住宅ローンの借入額をもとに、家の購入資金を計画するとよいでしょう。
住宅ローンを検討する際は、将来を見据え、余裕を持った返済計画を立てることが重要です。
「マイホーム購入したいけれど、他に借り入れがあって不安」
「自分にとって最適な借入額はどれくらい?」
そんな不安や疑問をお持ちの方は、専門家のアドバイスを受けながら、無理なく住宅ローンを組めるようにしましょう。