壁紙(クロス)で部屋の印象を格上げ!後悔しない選び方のポイント 2025.06.19
2025.06.19部屋の印象を大きく左右する壁紙(クロス)。選び方を間違えると、「思っていたのと違った」「圧迫感が出て落ち着かない」と後悔につながることがあります。
今回は、壁紙選びで失敗しないために、選び方の基本とおしゃれに見えるコツをご紹介します。
■まずは「ベースクロス」を決める
壁紙は、空間の大部分を占める壁や天井の「ベースクロス」から選ぶのが基本です。
おすすめは、白や薄いグレー、ベージュなどの明るく淡い色。
家具やカーテンなどのインテリアと合わせやすく、空間を広く見せる効果もある万能カラーです。
反対に、濃い色や派手な柄をベースに使うと、圧迫感が出やすいため注意しましょう。
■アクセントクロスでメリハリをつける
ベースクロスが決まったら、壁の一面だけにベースとは異なる色や柄を取り入れる「アクセントクロス」を選びましょう。
空間にメリハリや個性が加わり、おしゃれな雰囲気がアップします。
主張の強い色や大胆な柄を使いたいときも、全面に貼るのではなくアクセントとして壁の一部に取り入れると、バランスよく仕上がります。
■家具との相性を考える
壁紙と家具の組み合わせ次第で、お部屋の印象は大きく変わります。
家具を引き立てたいのか、それとも空間に統一感を出したいのか、目的を明確にして壁紙を選びましょう。
たとえば、目を引く赤いソファを置く場合、壁紙まで鮮やかな色を選んでしまうと、落ち着きのない空間になってしまいます。
家具を主役にしたいなら、壁紙は控えめなカラーに。ナチュラルな素材の家具には、淡いトーンの壁紙を組み合わせると、やさしくまとまりのあるお部屋をつくれます。
色は、面積が広いほど明るく見える性質があります。
そのため、小さなサンプルで壁紙を選んでしまうと、実際に壁一面に貼ったときにイメージとは違って見えてしまうのです。
サンプルは、できるだけ大きなサイズで確認し、自然光があたる昼間と照明を使用する夜間での印象の違いも確認しておくと、理想のお部屋を実現できますよ。