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家づくりでできる湿気対策とは?素材・間取り・設備の工夫を紹介 2021.06.24

2021.06.24

梅雨の時期は毎日ジメジメ、気分が落ち込んでしまうという方も多いのでは?せっかく家を建てるなら、梅雨の時期を快適に暮らす工夫を取り入れたいもの。

この記事では、家づくりでできる湿気対策を4つ紹介します!

1. 梅雨の時期を快適に過ごす工夫2選
2. 梅雨の洗濯ストレスを減らす工夫2選
3. 家族の健康と快適な暮らしのために

■梅雨の時期を快適に過ごす工夫2選

湿度が高いと、それだけで不快感が募り、疲れやすくなってしまったり集中力が続かなかったりします。新居で快適に暮らすため、湿気対策にも力を入れましょう。

まず、梅雨の時期でも快適に過ごすための工夫を2つ紹介します。

●塗り壁・無垢材

塗り壁や無垢材といった自然素材は呼吸するため、調湿効果があります。自然素材は、湿気を吸い込んだり吐き出したりします。そのため、湿度が高い時は、湿気をとりこんで膨張します。湿度が低い時は、水分を空気中に放出して縮みます。このような調湿効果によって、お部屋の中が快適に保たれます。

●エコカラット

エコカラットとは、リクシルが開発した調湿機能のある壁材です。調湿機能に加え、消臭機能があるのも嬉しいポイント。洗面台やトイレ、玄関など匂いが気になる場所に採用するのが人気です。また、たくさんの種類がありデザインも素敵なので、リビングにアクセントとして取り入れるというアイデアも。

■梅雨の洗濯ストレスを減らす工夫2選

梅雨の時期は、湿気の不快感もさることながら、洗濯物がなかなか乾かないことにも悩まされがち。続いて、梅雨の洗濯ストレスを減らす工夫を2つ紹介します。

●室内干しスペース

室内干しスペースを作っておけば、洗濯物をとりこみ忘れて濡れてしまう心配がありません。外出中や仕事中、他の家事をしている時も、天気を気にしなくてすみます。近くに収納も作っておけば、洗濯動線が短くなり、家事楽にもつながります。

独立したランドリールームを設ける、洗面所の一部に室内干しスペースを作るなどのアイデアがあります。

●浴室乾燥機・ガス乾燥機

浴室乾燥機やガス乾燥機を活用すれば、時短で洗濯物を乾かすことができます。すばやく乾くので、気になる「生乾き臭」も抑えられます。洗濯の頻度や家事にかけられる時間も考慮して、どちらか一方を採用するのか、両方採用するのか、ライフスタイルに応じた選択をしましょう。

■家族の健康と快適な暮らしのために

日本はヨーロッパなどと比べて湿度の高い国です。湿度が高すぎると、体調不良になってしまうことも。家族の健康と快適な暮らしを守るため、家づくりでは湿気対策も重視してみてください。