家事ラク叶える♪ファミリークローゼットが人気! 2024.06.13
2024.06.13「せっかく家を建てるなら家事ラクになる間取りにしたい」と、ファミリークローゼットを採用する人が増えています。
人気がある一方で、設置場所や広さをよく考えて計画しないと、使い勝手が悪くなってしまうことも。
今回は、ファミリークローゼットのメリットやつくる際のコツ、注意点を解説します。
■ファミリークローゼットの特徴
ファミリークローゼットは、家族みんなで使える収納スペースのこと。
使い方に決まりはありませんが、家族全員分の衣類や荷物などをまとめて1カ所に収納できるのが大きな特徴です。
洗濯物をたたんだりアイロンがけをしたりするカウンターや、身支度をするスペースの設置など、ライフスタイルに合わせて必要な機能を追加することもできます。
■ファミリークローゼットのメリット
・部屋が散らかりにくくなる
服の着替えや出かける準備をする場所が1カ所になるため、脱いだ服やカバンなどがリビングや居室に散らかりにくくなります。
また、家全体の物の量を把握しやすくなり、余分な衣類などを買ってしまうことが減るでしょう。
・家事効率が上がる
衣類の収納場所を1カ所にまとめることで、取り込んだ洗濯物を各部屋に運ぶ手間がなくなります。
家事動線が短くなって作業の流れがスムーズになるため、時間と労力の負担を軽減できるでしょう。
■ファミリークローゼットをつくる際のコツ
・動線を考えて配置する
ファミリークローゼットを検討する際は、家事動線や生活動線で何を優先したいのかを考えて配置を決めると、使い勝手が向上します。
たとえば、バルコニーやランドリールームの近くに設ければ、取り込んだ洗濯物をすぐに収納できるため、家事の時短が叶います。
玄関まわりに設ければ、身支度や帰宅時の片付けがスムーズになり、リビングやダイニングに衣類やバッグが散らかりにくくなるでしょう。
・収納量・ライフスタイルに合わせて広さを決める
収納量や家族のライフスタイルによって、ファミリークローゼットに適した広さは異なります。
使用頻度の高い衣類や小物類だけを収納する場合は、2帖程度で十分です。
着替えや家事スペースを組み込むなら3帖ほど、標準的な4人家族の場合は4帖程度を目安にスペースを確保しましょう。
■ファミリークローゼットで家事ラクな住まいに
ファミリークローゼットを設けると、家事効率が上がり、すっきりと片付けやすい住まいになります。
ただし、ご家族によって最適なファミリークローゼットの広さや配置は異なるので、工務店に相談しながら計画しましょう。
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