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家族の暮らしを快適にする玄関収納のつくり方 2025.02.06

2025.02.06

玄関は「家の顔」といわれ、住まいの第一印象を決める重要なスペース。家族全員が快適に使えて、来客時にも好印象を与える収納計画が大切です。
今回は、家族構成やライフスタイルに合った、使いやすい玄関収納のつくり方についてご紹介します。

■玄関収納のバリエーション

玄関収納には、大きく分けて「シューズボックス」と「土間収納(シューズクローク)」があります。

・シューズボックスタイプ

最も一般的なタイプで、いわゆる下駄箱・靴箱です。
カウンタータイプや背が高い壁面収納タイプ、フロートタイプなど様々な種類があり、限られたスペースにも設置しやすいのがメリット。
主に靴を収納しますが、傘や掃除用具なども収納可能です。

・土間収納(シューズクローク)

靴をはいたまま使える収納スペースです。収納力が高く、靴だけでなく、ベビーカーやゴルフバッグ、アウトドア用品など、外で使う大型アイテムや、コートやバッグ・帽子などの外出用品をまとめて収納できます。
扉を設ければ、来客時に気になる生活感をカバーでき、すっきりとした玄関を演出できます。

 

■ライフスタイルに合わせた収納プランを

玄関収納を計画する際は、家族構成やライフスタイルを考慮し、さらに収納する物を明確にすることが重要です。

・家族の人数から考える
少人数であればコンパクトなシューズボックスで十分ですが、家族が多い場合は、大容量タイプの土間収納を検討してみましょう。
また、将来的に家族が増える可能性も考慮し、余裕をもった収納計画を立てることが大切です。

・収納したい物から考える
靴は何足くらい収納するのか、靴以外にベビーカーやスリッパ、非常持出袋、アウトドア用品なども玄関に収納したいのかなど、具体的に何をどれだけ収納するのかをリストアップしておきましょう。
収納するアイテムの種類と全体の物量を把握することで、適切なサイズで使い勝手のよい収納スペースを作ることができます。

■広すぎる玄関収納はNG?バランスが重要

玄関収納は広ければ広いほど良いというわけではありません。
収納スペースを広げすぎると、居室が狭くなる可能性があります。
もし敷地やガレージに余裕があれば、物置を設置して季節物のアウトドア用品などはそちらに収納するのも一案です。
家全体のバランスを考えて、適切な広さを検討しましょう。

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