新築工事の職人さんに差し入れはするべき?マナーや喜ばれる差し入れも紹介 2025.03.13
2025.03.13新築工事を進める中で、職人さんとの良好な関係づくりは、家づくりを円滑に進めるうえでとても大切です。
今回は、新築工事の際に職人さんへ差し入れをするべきかどうか、また、マナーや喜ばれる差し入れについてご紹介します。
■大工さんへの差し入れは絶対に必要ではない
新築工事中の差し入れは、必須ではありません。
ただ、現場を見に行く際に、感謝の気持ちを込めて簡単な差し入れを渡すと、職人さんたちも喜んでくれるでしょう。
高価な物や日持ちしない物は避け、その場で手軽に消費できる飲み物やお菓子などが最適。
気軽に渡せるものを選ぶと、職人さんたちも受け取りやすくなります。
■差し入れのタイミング
職人さんたちは、正午の昼休憩のほかに、午前10時と午後3時に休憩を取るのが一般的です。
このタイミングに合わせて差し入れをすれば、作業の妨げになりません。
上棟の日など、多くの職人さんが集まる場合は、差し入れの量を多めに用意しておくとよいでしょう。
■差し入れでおすすめの品
・飲み物
差し入れの定番といえば、飲み物です。夏は冷たい飲み物、冬は常温や温かい飲み物を選び、真夏は冷凍した飲み物を少し早めに差し入れると、休憩時間に飲み頃になります。
職人さんたちが好みで選べるように、コーヒー(無糖・加糖)・お茶・ジュースなど数種類用意するのがおすすめ。
また、缶入りよりも、開け閉めできる蓋付きのペットボトルの方が好まれるようです。
・お菓子や軽食
小分けのお菓子や、手が汚れにくいものがベストです。
個包装されているものを選ぶと、食べきれないときに持ち帰りやすく、衛生面でも安心して受け取ってもらえます。
ただし、夏場のチョコレートはNG。溶けやすいため避けたほうがよいでしょう。
・季節に合わせたもの
夏場ならアイスや熱中症対策の塩飴、冷タオルが喜ばれます。
一方、冬場は温かい飲み物やホットスナック、カイロなどがおすすめ。
ただし、季節によってアイスは溶けやすく、ホットスナックは冷めやすいため、すぐに食べてもらえるように休憩時間にあわせて差し入れしましょう。
■差し入れを渡す際は、ひと言添えて
差し入れは、職人さんたちへの感謝の気持ちを表す手段の一つです。
差し入れを渡す際は、「暑い中お疲れ様です」「いつもありがとうございます」など、ひと言添えると、より気持ちが伝わります。
差し入れは、あくまでも施主側の気持ちなので、無理なく行いましょう。
差し入れの有無が家の完成度に影響することはありませんが、職人さんとのコミュニケーションが深まって、より良い家づくりにつながりそうです。