梅雨のジメジメを吹き飛ばす!快適な住まいづくりのポイント 2025.06.12
2025.06.12雨の日が続き、家の中がなんとなくジメジメ…。梅雨は湿気による不快感やカビ・結露に悩まされる季節です。
今回は、そんな季節のお悩みを解消する工夫や、雨の日でも気持ちよく過ごせる間取りのアイデアをご紹介します。
■湿気をコントロールする壁材を取り入れる
エコカラットや珪藻土といった調湿効果のある壁材は、梅雨の時期の強い味方です。
湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには湿気を放出する機能を備えています。
玄関まわりやクローゼットなど、湿気がこもりやすい場所に採用し、結露やカビの発生を抑制しましょう。
■ランドリールームを設置する
梅雨は洗濯物を室内に干す機会が増えるため、部屋の湿度が上昇し、カビの発生にもつながります。
ランドリールームを設置すれば、湿気やニオイが生活空間へ広がりにくくなり、雨の日でも快適に洗濯できます。
ガス衣類乾燥機や浴室乾燥機の導入もおすすめ。
リビングで干す場合は、サーキュレーターや除湿機を併用すると洗濯物が早く乾き、生乾き臭を軽減できます。
■気密性能を高める
実は、湿気対策には住宅の気密性が重要です。
気密性が低いと外から湿気が入り込みやすくなり、換気システムによる空気の循環もうまく機能しません。
気密性能と換気を組み合わせて、室内環境を向上させましょう。
■雨の日も心地よく過ごせる居場所をつくる
梅雨の季節は、外出がおっくうになりがち。そんなときこそ、家の中で快適に過ごせる空間があると重宝します。
たとえば、趣味や仕事に集中できるスペースを確保したり、音楽や映画を思い切り楽しめる防音室を設けたり。
雨の日でも屋外でくつろげるインナーバルコニーを取り入れるのもおすすめです。暮らしに合わせたお気に入りの居場所をつくりましょう。
湿気やカビを防ぐ工夫を取り入れた梅雨に強い家は、快適性だけでなく家族の健康を守ることにもつながります。
心地よい空気が流れる家づくりを目指しましょう。