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火災保険が約半額に?省令準耐火構造の家とは 2022.03.17

2022.03.17

省令準耐火構造の家とは、一般的な木造住宅よりも防火性能に優れた住宅のことです。省令準耐火構造の家には、万一の火災に備えられることに加えて、火災保険料が大幅に安くなるというメリットもあります!

今回は、省令準耐火構造の家の特徴とメリット・デメリットを紹介します。

1.火災保険が約半額に!省令準耐火構造とは?
2.省令準耐火構造の家の3つの特徴
3.省令準耐火構造の家のメリット・デメリット
4.省令準耐火構造の家づくりで火災保険料を節約しよう

■火災保険が約半額に!省令準耐火構造とは?

省令準耐火構造とは、通常の木造住宅よりも高い防火性能を持つ住宅構造のこと。独立行政法人住宅金融支援機構が定める基準に適合した住宅が、省令準耐火構造と認められます。

省令準耐火構造と認められた住宅は、通常の木造住宅よりも火災保険料が割安になるというメリットがあります。火災保険料が約半額になり、10年間で数十万円単位の差が出ることもあります!

■省令準耐火構造の家の3つの特徴

省令準耐火構造の家は、次の3つの機能を備えています。

●外部からの類焼防止

省令準耐火構造の家は、隣家など外部から火をもらいにくくする構造になっています。具体的には、屋根を不燃材でつくる、外壁・軒裏を防火構造にするなどの基準が設けられています。

●各室防火

省令準耐火構造の家は、室内で火災が起きた場合に、一定時間部屋から火を出しません。具体的には、壁や天井に火に強い石膏ボードを貼るなどの仕様が求められます。

●他室への延焼遅延

省令準耐火構造の家は、火の通り道となる壁や天井内部にファイヤーストップ材を使用することで、内部火災の際に他室への延焼を遅らせる構造を持っています。

■省令準耐火構造の家のメリット・デメリット

省令準耐火構造の家のメリット・デメリットを比較してみましょう。

●メリット

省令準耐火構造の家のメリットは、万一火災が起きた際に家や家族を守りやすい点です。加えて、防火性能を高めることで、通常の木造住宅と比べて火災保険料が割安になります。

●デメリット

省令準耐火構造の家を建てるには、厳しい基準をクリアする必要があり、通常の木造住宅と比べて建築コストがかかりやすい点がデメリットです。ただし、火災保険料が約半額になるため、長期的に見ればお得になる可能性があります。

■省令準耐火構造の家づくりで火災保険料を節約しよう

マイホームは家族が長い時間を過ごす場所だからこそ、安全性にもこだわりたいもの。家づくりの際には、工務店とも相談しながら、省令準耐火構造の導入を検討してみましょう!

家づくりで受け取れる補助金については、こちらの記事をチェック!
https://shiga-taku.co.jp/wp/column/2022%e5%b9%b4%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%8c%e3%81%93%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%bf%e3%82%89%e3%81%84%e4%bd%8f%e5%ae%85%e6%94%af%e6%8f%b4%e4%ba%8b%e6%a5%ad%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%af/