無垢材を取り入れたい方必見!無垢材の種類と特徴を解説 2022.03.10
2022.03.10癒やし効果や調湿効果、吸音効果などさまざまな効果が期待でき、内装材として大人気の「無垢材」。今回は、無垢材の魅力や種類、特徴について解説します!
1.そもそも無垢材とは?
2.無垢材の魅力
3.無垢材には色んな種類がある
4.人気の無垢材は?
5.無垢材で居心地のいいわが家にしよう
■そもそも無垢材とは?
無垢材とは、天然木から切り出された一枚板のこと。複数の板を接着剤で貼り合わせた集成材や合板とよく比較されます。
集成材や合板では、表面に木目調のプリントシートを貼ったり、天然木を薄くスライスした突板(つきいた)を貼ったりします。
これに対して、無垢材はすべて一枚の天然木なので、木が持つ本来の質感を楽しめます。また、たとえ傷がついたとしても、下地などが見えてしまうことがありません。
■無垢材の魅力
続いて、無垢材の魅力を詳しく見ていきましょう!
●癒やし効果がある
木には、光の反射を和らげ、香りで人を癒やす効果があります。
床や天井に木を使ったお家では、目に優しいやわらかな光を感じられます。また、木材は殺菌力のある「フィトンチッド」という物質を放出することから、血圧低下や自律神経の安定など、さまざまな健康効果も期待できます。
●調湿効果で春夏秋冬を快適に過ごせる
木には自然の調湿効果があります。湿気が高い時期は湿気を吸収し、湿気が低い時期は吸収した湿気を放出してくれるので、季節を問わず過ごしやすいお家になります!
●吸音効果で気を遣わずに暮らせる
木には吸音効果があることから、木造住宅では、楽器や音楽の音が美しく響きます。また、近隣に生活音が響くのを予防する効果も期待できます。
■無垢材には色んな種類がある
ひとくちに無垢材と言ってもたくさんの種類があり、選ぶ素材によって性質が異なります。無垢材を選ぶ時の視点を知っておきましょう。
●広葉樹と針葉樹
無垢材を選ぶときは、広葉樹か針葉樹かに注目してみましょう。
広葉樹……オーク(ナラ)、メープル、クリ、チーク、タモ、バーチ、ケヤキ、ウォールナットなど
針葉樹……スギ、ヒノキ、サワラ、パインなど
一般的に、広葉樹は硬くて頑丈、針葉樹はやわらかくて肌触りが良いという特徴があります。
●国産材と外国産材
日本の風土で育った国産材は、耐久性が高く変形しにくいというメリットがあります。一方で、流通量が少なくコストがかかりやすいというデメリットも。
外国産材(輸入材)は、種類が多いことが魅力です。しかし外国で育った木材は、日本の風土に合わず変形する可能性もあるため、専門家のアドバイスを踏まえて選びましょう。
■人気の無垢材は?
床材なら、丈夫なオークや肌触りの良いスギが人気です。家具の場合は、高級感のあるチークやウォールナットなどがおすすめ。天井や軒に、アクセントとしてレッドシダーを使うのも◎
無垢材は、写真で見るのと実物とでは印象が大きく異なります。実際にモデルハウスを訪れて、自分好みの無垢材を探してみてください。
■無垢材で居心地のいいわが家にしよう
無垢材には、自然素材ならではの奥深い魅力があります。居心地の良いマイホームをつくるなら、ぜひ無垢材の使用を検討してみてください♪
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