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空間を最大限に活かす!ファミリー向け間取りの最新トレンド5選 2025.05.08

2025.05.08

近年、ライフスタイルの多様化や在宅ワークの浸透により、住まいに求められる間取りのかたちも大きく変化しています。

今回は、子育て世帯や共働き家族が、より快適に暮らすための工夫が詰まった、最新の間取りトレンド5選をご紹介します。

■1.用途に合わせて自由に使える「マルチスペース」

リビングの一角に設けたマルチスペースは、お子様の遊び場やスタディコーナー、リモートワークなど、さまざまなライフスタイルに対応できる便利な空間です。
引き戸で仕切れば個室として使え、小上がりにすれば床下を収納スペースとして活用できます。
また、スキップフロアを活かして、ファミリーライブラリーなどの家族共有の空間を設けるのも人気。
リビングから目が行き届く場所に配置すれば、家族がそれぞれの時間を楽しみながら、ゆるやかにつながれる居場所になります。

■2.家事の負担を軽減する「効率的な家事動線」

ランドリールームとファミリークローゼットを隣り合わせに配置すると、「洗う→干す→しまう」の動作が短くなり、家事効率がアップ。
さらに、水まわりを1カ所にまとめて回遊性を持たせれば、複数の家事を同時進行しやすくなり、さらに家事を時短できます。

■3.家事のつながりを育む「リビングイン階段」

リビング内に階段を設けた間取りは、帰宅や外出時に自然と家族が顔を合わせる機会が増えて、コミュニケーションが深まります。
また、吹き抜けと組み合わせれば、上下階のつながりも生まれ、開放感あふれる空間に。

■4.仕事や趣味に集中できる「ワークスペース」

リモートワークや趣味の時間を快適に過ごすために、ワークスペースの需要も高まっています。
完全な個室ではなく、リビングの一角や階段下のデッドスペースを活用してカウンターや棚を設置するだけで、ほどよいおこもり感のある空間をつくれます。

■5.外空間を楽しむ「アウトドアリビング」

ウッドデッキやテラスなど、外と室内をゆるやかにつなぐ空間を設けると、第二のリビングとして活用できます。
天気の良い日は、家族や友人とランチやバーベキューを楽しんだり、読書をしたりと、屋外ならではの開放感を味わえます。お子様の遊び場としても最適です。

家事を効率よくこなしながら、家族と過ごすひとときも、自分の時間も快適に過ごせる間取りがトレンドです。
今の暮らしに寄り添いながら、将来のライフスタイルの変化にも対応できる住まいを目指して、間取りを計画しましょう。