土間収納が人気！事例から使いやすくするポイントを解説 2024.04.11

2024.04.11

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土足で出入りできる便利さと、収納力の高さで注目を集める「土間収納」をご存じでしょうか。

アウトドア用品が多い・子ども用品をしまう場所がない・家族の靴が散乱しがちなど、物が多い・片付かないことにお悩みであれば、玄関に土間収納を取り入れるのがおすすめです。

今回は実際の施工事例をご紹介しながら、土間収納の魅力をたっぷりとお伝えします。

1.土間収納とは
2.土間収納の活用アイデア3選
3.土間収納でおしゃれですっきりとした家づくりを

■土間収納とは

土間収納とは、玄関土間の一部に設けた収納スペースのこと。「シューズクローク」や「シューズインクローゼット」と呼ぶこともあります。

土間収納の大きな特徴は、何と言っても靴を履いたまま収納できること。

靴や雨具はもちろん、ベビーカーやアウトドア用品、ガーデニング用品、子どもの外遊びの道具など、室内に持ち込むと汚れてしまうものを、屋内に保管しておける点がメリットです。

また、溜まってしまったゴミや台風時の避難物など、「外には出せないけど室内にも入れたくない」ものの一時保管場所としても使えます。

土間収納を上手に活用することで、常にすっきりとした状態をキープできるんです。

土間収納の取り入れ方は、家族構成やライフスタイルによってさまざま。ここでは土間収納の取り入れ方のアイデアを3つご紹介します。

●壁一面を大胆に使った大容量の土間収納

1つの部屋のように広々とした空間を確保し、土足で行き来できる大きな収納スペースにしました。

壁一面に棚を設置し、お気に入りの靴や趣味の道具をディスプレイすることで「見せる収納」も楽しめる空間に。

来客時はサッと隠せるように、手前にロールカーテンを設置しています。

●来客用と家族用に動線を分けた玄関収納

「いつもすっきりきれいな玄関でお客様をお迎えしたい！」という願いを叶えるのが、来客用と家族用に分けた2way動線の玄関です。

来客用の玄関には、壁面にニッチを設けてスリッパなど最低限のものだけを収納。一方、家族用の玄関には靴や上着、かばんなどを置いておける、広めの収納スペースを設けました。

土間部分にはベビーカーや三輪車、玄関ホール部分には帽子やマフラーなどの外出に必要な小物類もしまえるようになっています。

●収納だけじゃない！庭感覚で使える土間スペース

玄関とリビングの間に設けた大きな土間スペースは、屋外と室内の橋渡しのような存在。

庭先のような感覚で使えるので、ここで自転車をカスタマイズしたり、子どもやペットの遊び場として使ったり、趣味の時間を過ごしたりと、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。

玄関に土間収納をつくることで、ゴチャゴチャ感のないすっきりとした家づくりができます。

またプラン次第では、収納だけでなく、趣味や遊びが楽しめたり家族が憩えたりできる土間空間も可能に。

家づくりの際には土間収納を取り入れた間取りも検討してみましょう！