コラム

  • TOP
  • コラム
  • 木のぬくもりを感じる「板張り天井」の魅力

木のぬくもりを感じる「板張り天井」の魅力 2024.03.07

2024.03.07

天井に木材を使用する「板張り天井」は、一般的なクロス仕上げの天井と比べて、室内がナチュラルであたたかみのある印象になることから人気です。

使用する木材の種類や張り方によって、さまざまな風合いを出せるのが板張り天井のいいところ。
今回は板張り天井を取り入れた施工事例3つと併せて、板張り天井の魅力をたっぷりとお伝えします。

1.「板張り天井」に使用する木材の種類
2.「板張り天井」を取り入れた施工事例3選
3.木のぬくもりで心からくつろげる空間を

■「板張り天井」に使用する木材の種類

板張り天井に使用する木材で代表的なのは、「無垢材」「集成材」「天然木化粧合板」の3つです。

無垢材というのは、切り出したそのままの木材のこと。100%自然素材ということもあり、室内の湿度を適度に保ってくれたり、あたたかい空気を保持してくれたりします。本物の木の風合いが美しく、経年変化で段々と味わいが出てくる点も、自然素材を取り入れる楽しみの1つです。

集成材は、複数の板を接着剤で張り合わせて作った木材です。強度や品質が一定で個体差がなく、経年劣化しにくい特徴があります。無垢材と比較してリーズナブルなため、建築コストを抑えたい場合にもおすすめです。

天然木化粧合板は、合板(丸太を薄い板にしたもの)の表面に薄くスライスした天然木の薄板を貼ったもののことを指します。価格を抑えながら天然の風合いを味わいたいという方に人気です。

■「板張り天井」のおしゃれな施工事例3選

ここからは自宅を板張り天井にした事例を3つご紹介します。

●施工事例1. 自然素材をふんだんに使用したぬくもり空間

フローリングから一段上がった小上がりの上部に、板張り天井を採用しました。

明るい色味の天井と、木目調のデスクや家具、化粧梁が一体となり、木のぬくもりが漂う空間になりました。

板張り天井は畳や障子といった和風の内装とも相性抜群です◎

●施工事例2. 色味の違いがアクセントに

木のナチュラルな味わいの中に、思わず見上げたくなるようなスタイリッシュさと個性を演出した板張り天井。

フローリングや小上がりの和室というほっとする空間に、板張り天井の締め色がほど良いアクセントになっています。

「かっこいい大人のリビングにしたいけど、無機質な感じにはしたくない」。そんな贅沢な希望を叶えることができました。

●施工事例3. 板張り天井のキッチンでリビングとの一体感を

板張り天井はリビングだけでなく、キッチンに取り入れるのもおすすめ。

天井を一段折り下げると空間のアクセントになり、キッチン部分を独立した空間のように見せることができます。キッチンとリビングのインテリアに統一感を出すには、フローリングに近い色味の板張り天井にするのがおすすめです。

■木のぬくもりで心からくつろげる空間を

天井に木のナチュラルな風合いをプラスすることで、家全体があたたかみのあるくつろぎ空間に。

取り入れる場所や板の種類、色味によって仕上がりのイメージが変わります。

自然素材を取り入れながら唯一無二のマイホームにしたい!という方は、いろんなサンプルを見たり、施工事例を参考にしたりして好みの板張り天井を探してくださいね。

▽板張り天井の他の施工事例についてはこちらの記事もチェック!
ナチュラルで落ち着く空間になる「板張り天井」の魅力